人間らしい生活

子ども3人、2LDK暮らし。無駄を見直しつつ家族とゆっくり向き合う日々

価値観の違う親との付き合い方と自分自身のおばあちゃん像

今月は長女の七五三と、私の実母の親戚の結婚式があり色々と新調しています。

 

七五三は長女の初節句から使っている着物を作りかえることになり

 

つけ帯や小物などを新調しました。

 

 

七五三と婚礼は同じワンピース1枚で長女に着まわしさせるつもりでしたが

 

母が着物を準備してくれていて、

 

大きさが足らないときのために母の実家から

 

自分が子どものときに着た着物まで取り寄せていました。

 

 

先日、実家に帰ったときにワンピースでいいかなと思っていることを伝えたときには

 

もう着物を合わせられるように準備されていました。。

 

そこで長女に着せてみると、まぁ似合うことに合うこと(親ばかですみません)。

 

やはり着物はぱぁっと華やいで見えます。

 

コストを考えたら正直私たち夫婦で行うならばワンピースにしていたでしょう。

 

でもじいじばあばがまたそれを見て喜ぶものだから

 

じゃぁ着物にしようかということになりました。

 

 

でもお直しやつけ帯、小物でいったい何着のワンピースが

 

揃えられるんだろう。。。と思ってしまったのも事実です。

 

こういう家に育った私も今では夫の影響か、

 

何でも華美にするのではなく、真心をこめてすれば

 

きちんとしたものになることを知っています。

 

基本料金が高いと言いながら、結婚してくれた夫に感謝です。

 

 

それでも、私たちはこういう子どものお祝い事に関しては

 

両親や義両親の希望をできる限り聞くことにしています。

 

初めは断ったりしたこともあったのですが

 

親世代は自分たちもしてもらってきたように

 

子どもや孫にそうしてやることが自分たちの幸せだと思っているし

 

ちゃんとしてやらないとかわいそうだとさえ思っているので

 

今はそれを否定したりせず、ありがたく受け取って、

 

次につなげるものを考えていくことが

 

自分たちの役割かなぁと思っています。

 

 

子どもたちも結構、あの時もらったもの、とか

 

このときにはどんな格好をしたよね、とか

 

節句だからあれ食べようね、などとそれなりに覚えているので

 

こうして文化が伝わっていくものなのかなと思っています。

 

 

私がおばあちゃんになったらどうしてやるんだろう?

 

子どもたちに伝えたいことは何だろう?

 

今、そういった意味で私が自分の子どもたちに感じてほしいことは

 

季節の移ろいのなかで暮らしていくこと、かなぁ。

 

夏になる前に蛍を見に行きましょう、とか

 

十五夜には一緒にお団子丸めましょう、とか

 

秋になったら栗拾いをして栗ご飯を炊きましょう、とか。

 

毎日散歩している公園の紅葉狩りだっていいのです。

 

せっかく自然を満喫できるところに暮らしているので

 

そういったことを肌で知っている子になっていってほしい。

 

 

私は田舎育ちにもかかわらずそうした経験が多くはありません。 

 

そのうえ学生時代から結婚するまで都会で暮らして

 

まるで人間らしからぬ生活をしていたからこそ

 

子ども時代はそういうものをギュッと詰め込んでやりたいのです。

 

 

でもそういうのって、離れて暮らす高齢のおばあちゃんはなかなかできない。

 

結局、私も節目節目のお祝いをしていくことになるんだろうか?

 

 

私の子どもたちはおばあちゃんになった私にどんな役割を望むんだろう?

 

私はおばあちゃんになった親に何を望んでいるか?

 

親ではない家族の温もりがあると子どもたちが安心できること。

 

そっか。結局、大事なのは子どもだもの、

 

シンプルに考えればいいのかも。

 

 

 

 

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